JR四国は18日、台湾鉄路管理局と友好鉄道協定を締結すると発表した。2013年10月、JR四国の松山駅(愛媛県)と台湾鉄路管理局の松山駅(台北市)が、「同名」という縁から友好駅協定を締結。この友好駅協定が今年3月に期限を迎えることから、両駅間の協定を再締結すると共に、交流をさらに深めより強い友好関係にするため、新たにJR四国と台湾鉄路管理局とで友好鉄道協定を締結したという。
今年一年の紙の景気を占う恒例の「新春紙初市」が7日、愛媛県四国中央市のホテルであり、取引額は昨年を5900万円上回る過去最高の62億8400万円だったと愛媛新聞が報じた。世界的な景気後退の影響で落ち込む前の2008年を上回り、1957年以来60回目の節目を飾った。同市を中心に製紙、紙加工など52社の約200人が参加した。
柑橘の香りで魚臭さを抑えた「みかんフィッシュ」などを販売するアンテナショップが12日、愛媛県宇和島市にオープンする。「みかん育ち真鯛・ブリ・ヒラメ」を商品化した幸進水産が出店。みかんフィッシュの専門店は県内初。鮮魚だけでなく鯛めしなど7種のメニューも提供する。愛媛県が平成24年、ジュース用のイヨカンを搾汁した残りかすやエキスをタイやブリなどの養殖魚の餌に混ぜて生臭さを抑える技術を開発。みかんフィッシュはこの技術を使ったもので、現在、同社など3社が養殖に応用し、それぞれ商標登録している。
国産農林水産物の消費拡大に寄与した取り組みを顕彰する「フード・アクション・ニッポン アワード2015」(実行委員会主催)の表彰式が19日、東京・池袋のホテルであったと愛媛新聞が報じた。商品部門(農林水産業分野)で、水産物の加工・流通などを手掛ける愛媛県宇和島市の会社「宇和島プロジェクト」の「みかん魚」開発プロジェクトが最優秀賞に輝いた。