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全国的な人気を誇る 讃岐うどんのふるさと 印刷
2010年 7月 06日(火曜日) 16:21

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ぶっかけうどん

四国地方の北東部に位置し、北は瀬戸内海に面し、南は讃岐山脈をへだてて徳島県、西は愛媛県に接する。また、瀬戸内海に浮かぶ小豆島・豊島・直島をはじめとする島々も含まれる。人口は約99万5600人で、面積は1876.52平方㌔㍍と、全国でもっとも狭く、そのうち山地が約55㌫を占める。瀬戸内海を挟んで、四国・香川県坂出市と本土・岡山県倉敷市との間を瀬戸大橋が結んでいる。

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釜玉うどん

気候は温暖で年間を通じて晴れの日が多い。また、日本でもっとも日照時間が長く、年間の降水量は平均1200㍉前後と少なく、県内を流れる川はどれも短い。そのため、讃岐平野に住む人々は、古くから干ばつや水不足に悩まされてきたという。平安時代以降は、空海によってつくられた「まんのう池」をはじめとする1万6000のため池で水源を確保してきたが、それでも干害はおさまらなかった。その後、1975年に讃岐山脈をくりぬいたトンネルから吉野川を導き、讃岐平野全域に水路をめぐらせる「香川用水」が完成したことで、水不足は解消された。

なお、讃岐平野ではレタスやタマネギ、ニンジン、キュウリなどの野菜、ミカンなどの果樹栽培のほか、肉用牛の飼育なども盛んに行われている。水産業は日本で最初に行われたハマチの養殖をはじめ、ノリ、エビなどの養殖が盛んだ。工業では坂出市の塩田あとにつくられた番の洲工業地域に石油や機械・造船などの工業立地がすすんでいる。

観光面では瀬戸大橋や香川用水が人気スポットとなっている。また、最近は美術館やアート活動によって、現代アートの島に生まれかわった直島や温暖な気候と豊富な食材でリゾート地として人気の小豆島など、瀬戸内海の島々を訪れる観光客も増えている。

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しっぽくうどん
名物としては、讃岐うどんやオリーブ、うちわ、桐下駄などがある。近年は讃岐うどんがブームとなり、全国からうどん好きが訪れるようになった。また、オリーブは、1907年に日本ではじめて小豆島で栽培に成功したといわれている。伝統工芸品としては香川漆器が有名だ。
最終更新 2010年 10月 14日(木曜日) 16:24