長崎の秋を彩る伝統の長崎くんち(10月7~9日)に関連する資料や道具を紹介する「くんち資料展」が25日、長崎市平野町の市歴史民俗資料館で始まった。10月9日まで。衣装やびょうぶ、手拭いなど約100点を展示。今年は上町が「上町コッコデショ」を初奉納することにちなみ、近隣の踊町の小川町が1933年に奉納したコッコデショの写真も紹介している。
佐賀県武雄市は、ICT(情報通信技術)を活用した不登校の子どもたちの学習支援を始める。家庭にタブレット端末を配備し、民間のインターネットを使った学習教材を活用して習熟度に応じて学習できる。10月開始を目指し、9月定例市議会に292万円の予算を提案する。国の不登校児童生徒支援モデル事業に、小中学生にタブレット端末を配布している武雄市の実情に合わせた支援内容を考えて応募した。費用は国の全額負担になる。
福岡国際会議場8月26日~28日、「ふくおか技能フェスティバル~この道ひとすじ博多職人展~」が開催されると博多経済新聞が報じた。小学生を対象にものづくり体験を通じて技能に触れ、仕事への関心を持ってもらおうと開く同イベント。会場では、畳や障子、木製パズル、印鑑などを作るものづくり体験コーナー、ワンポイントネイルやマネキンを使ったヘアカットの体験コーナーを設けるほか、職人による作品やパネル展示などを行う。
鹿児島県知事に就任した三反園訓氏(58)が28日、初登庁した。就任記者会見で三反園氏は、8月下旬か9月上旬にも九州電力に対し、川内原発の一時停止と点検を要請する考えを示した。ただ、踏み込んだ発言は少なく、「就任したばかりなので、意見交換しながら考えをまとめて発表したい」と慎重姿勢に終始した。三反園氏は原発について「熊本地震を受けて県民は不安に思っている。いったん停止し再点検、再検証すべきだと選挙戦で訴えてきた。できるだけ早く、九州電力に強く申し入れたい」と述べた。
県内は2日、日差しが強く全17観測地点のうち5地点で最高気温35度以上の猛暑日となった。日向国(現宮崎県)の一之宮とされる都農町・都農神社では2日間の夏大祭が最終日を迎え、子どもから大人まで御神幸行列に参加、汗びっしょりで威勢のいい掛け声とともに辺りを巡った。夜はクライマックスの「けんか太鼓台」。鳥居前で4基の太鼓台が代わる代わる激突。担ぎ手のプライドをかけた競り合いに、観客の興奮は最高潮に達した。