神戸の発展を支えた外国人らが眠る神戸市北区の市立外国人墓地について、同市は2017年度から、一般見学の受け入れ拡大に向けて関連施設の整備などに乗り出す。月1回に限定している見学会の規模拡充なども検討している。旧居留地の名残をとどめ、開港150年目を迎えた神戸港とのゆかりも深く、「ミナト神戸」が近代技術や国際的な文化を育んできた歴史を学ぶ場として生かす。
旧明延鉱山(養父市大屋町)で「一円電車」を定期運行(4~11月)している「鉱石の道」明延実行委員会(会長、小林史郎・明延区長)は、今年の定期運行日を延べ17日と決めた。平成23年から毎月1回だったが、「一円電車の復活をもっとアピールしたい」と運行日を増やすことにした。
スウェーデン・ストックホルムで開かれるノーベル賞授賞式で、晩さん会後のパーティーに、酒造会社「神戸酒心館」(神戸市東灘区)の「福寿 純米吟醸」が振る舞われると神戸新聞が報じた。2008年以来、日本人が受賞した年には注文があり、6回目。大隅良典・東京工業大栄誉教授の医学生理学賞受賞に花を添える。
兵庫県篠山市今田町上立杭にある丹波焼産地に残る最古の登り窯で18日、焼成作業が始まった。公募の作品など約千点を焼き上げる20日夜まで、作業を一般公開すると神戸新聞が報じた。登り窯は、1894(明治28)年に造られた。老朽化のため2014年7月から丹波立杭陶磁器協同組合が中心となって修復。昨年11月に修復後、初めての焼成が行われた。
阪神高速道路会社は11月18日の「土木の日」にちなみ、同20日に震災資料保管庫(神戸市東灘区深江浜町)の特別見学会を開くと神戸新聞が報じた。発生から22年が近づく阪神・淡路大震災以降、東日本大震災や熊本地震など、自然災害が相次いで発生。見学会では被害を受けた橋脚などの構造物を公開し、防災について考えてもらう。