7人目の赤ちゃんが誕生した淡路市志筑の団体職員、長谷道治さん(47)、はるなさん(39)夫妻が1日、淡路市役所で門康彦市長から祝福を受けた。同市は少子化対策で第2子以降に出産祝い金を支給する子育て支援制度「赤ちゃん未来の宝物事業」を行っており、2組目の最高額100万円交付となった。平成29年度から始まった同事業は出産後も市内在住など一定の条件を満たす場合、第2子に5万円、第3子に10万円、第4子に50万円、第5子以降は100万円が交付される。
六甲山の豊かな自然とオルゴールの音色を楽しんでもらおうと、六甲オルゴールミュージアム(神戸市灘区)で11日、特集コンサート「六甲山の花々とオルゴール」が始まった。六甲山で楽しめる四季の花々の映像と共に、クラシックや童謡をオルゴールなどで演奏する。7月5日まで。同館は19~20世紀にかけて製作されたオルゴールなどの自動演奏楽器を数多く所蔵する。
兵庫県と米インターネット旅行会社大手の日本法人「エクスペディアホールディングス」(東京)は4日、外国人観光客の誘致を促し地域活性化につなげる連携協定を結んだ。同社は京都市と同様の協定を結んでいるが、都道府県では全国初という。兵庫を訪れる外国人旅行者は増加傾向で、2017年は過去最高の約158万人に達した。ただ、同じ年に大阪府に1110万人、京都府に743万人が足を運ぶなど、誘客の遅れも指摘されている。
全国農業協同組合連合会(JA全農)などは20日、日本酒の醸造につかう国産の酒米を英国に輸出したと発表した。まず秋田県と兵庫県の酒米を計4トン(日本酒換算で9520リットル)輸出し、現地に醸造所を設けた日系メーカーが4月から日本酒を試験醸造する。欧州で日本酒の人気が高まるなか、コメの輸出拡大につなげる。
ハイブリッド芝の導入を進めていたノエビアスタジアム神戸で2日、地元の住民代表ら関係者を集めた竣工式があった。スタジアムを所有する神戸市の久元喜造市長は「わが国で最高レベルの設備になった。選手はのびのびとプレーしてほしい」とあいさつした。市によると、地面下のパイプに水を流して地温を変化させる設備などを含め、総工費は7億8千万円に上った。