2025年国際博覧会(万博)の大阪開催に向け態勢を強化するため、大阪府は11日、松井一郎知事をトップとする「万博推進本部」を設置し、府庁で初会合を開いた。会合で松井知事は「万博は世界中の人が参加するビッグイベント。誘致に手を挙げて4年間で勝ち取ることができたのは、府市職員の高いポテンシャルがあったからだ。一人一人のスキルを高め、1970年大阪万博を超える、世界中を驚かせる万博を実現したい」と呼びかけた。
小林製薬と大阪府は15日、健康、子供・福祉、環境など7分野にわる事業協力に関する包括連結協定を締結した。小林製薬が府や関係団体と連携し、口腔ケアに関するセミナーの開催など同社が持つ知見を活用した歯科口腔保健の推進に協力する。また、子供の貧困対策への協力、女性の就業促進に向けた連携のほか、災害時の物品支援に関する協力も行う。
海草「アマモ」の再生をキーワードに、研究者や市民が海の環境改善を目指す「全国アマモサミット2018in阪南」が3日、大阪府阪南市立文化センターで開幕した。全国から約800
人が集まり、海の自然再生と保全について活発に議論を深めた。アマモは海中に生える種子植物で、密生地は魚介類のすみかとなる。近年は水質浄化作用が注目され、各地で保全活動が進められている。