来年の東京五輪開催中に懸念される客室不足に対応するため、東京都は大型クルーズ船をホテルに利用する計画を進めている。専門家によれば、昨今の建設ブームにもかかわらず、五輪関係の観光客の増加により最大1万4000室の不足が見込まれている。自治体関係者は五輪開催中に東京湾と横浜港に大型船を一時停泊させホテルに利用することが解決策の一つになり得ると考えている。この考えを採用した企業の一つが日本の旅行最大手JTBだ。同社は五輪期間中、ジャグジーから劇場までを備えた、客室数1011室のクルーズ船「サン・プリンセス(Sun Princess)」をチャーターした。
関東唯一の沿岸捕鯨基地がある千葉県南房総市和田町の和田漁港で18日、今年初となるツチクジラの水揚げが行われた。1日から31年ぶりに商業捕鯨が再開され、全国各地に根付く捕鯨文化が注目される中、多くの地元住民や近隣の小学生が漁港に訪れ、南房総伝統の解体作業を見守った。
埼玉県や県物産観光協会は酒蔵などと連携し、酒を活用した観光振興に乗り出す。新商品の開発を支援したり、酒をテーマにした観光ツアーを企画・販売したりする。日本酒やウイスキーなど主要な5種類の酒を生産している秩父中心に、酒を埼玉県の地域ブランドとして磨き、県内外からの誘客につなげる。
栃木県はJAグループによる2019年産の県産イチゴの販売金額が過去最高になる見込みだと発表した。販売額は前年比8%増の259億400万円、出荷量は同4%増の2万951トンとなる見通し。とちおとめとスカイベリーの2品種ともに出荷量と1キログラムあたりの単価が前年を上回るとしている。