ハロウィーンで東京都渋谷区の繁華街でトラブルが相次いだことを受け、渋谷区の長谷部健区長は1日、「これだけ街が荒らされたことに対して、何かしらの対応をしなければならない」と述べ、来年に向けて対策を検討する考えを示した。同区の繁華街には、仮装した若者らが大勢押し寄せ、痴漢や窃盗などの容疑で逮捕者が出た。長谷部区長は「一部の心ない人たちによって、街を荒らされたのはじくじたる思いだ」と話した。
これまでのピーナツを超える存在に――。千葉県が約10年ぶりに開発した落花生の新品種「Qなっつ」の誕生祭が30日、JR千葉駅であった。安い外国産に押されて県産落花生の収穫量が減るなか、「県産の消費を拡大する起爆剤」として期待されている。「Qなっつ」は従来の品種より「色白」で、クセのない甘みが特徴だ。誕生祭では森田健作知事が「香ばしくて、甘みがいい。皆さんもぜひ食べてください」とアピール。
川越市小仙波町の喜多院境内で1日、秋の風物詩「小江戸川越菊まつり」が始まり、白や黄など色鮮やかな花が会場を彩った。23日まで。会場には会員が丹精を込めた懸崖や千輪仕立て、小菊盆栽など300点超の作品が並んだ。花は例年より小ぶりだが、訪れた市民らは記念写真を撮るなどして秋本番を満喫していた。2日は審査が行われ、農林水産大臣賞などが決まる。
真岡市西部の真岡第5工業団地で、国内初の本格的な内陸型火力発電所となる神戸製鋼所の「真岡発電所」建設が、着々と進んでいる。好天に恵まれた31日、上空の小型無人機から見下ろすと、高さ85メートルの2本の煙突が、ひときわ大きな存在感を放っていた。 2016年6月に本格着工し、建屋と煙突はほぼ完成した。