高岡の秋を彩る「高岡万葉まつり」が6日、高岡市で開幕し、万葉集全4516首を3昼夜かけて歌い上げる「万葉集全20巻朗唱の会」が高岡古城公園の特設水上舞台で始まった。8日まで県内外の2千人以上がリレー形式で歌い継ぐ。高岡は奈良時代の万葉歌人、大伴家持が越中国守として赴任した万葉集ゆかりの地。まつりは万葉集に親しんでもらおうと実行委員会が毎年開いている。
中部圏社会経済研究所(名古屋市)が8日発表した2018年度の北陸三県の経済見通しは、輸出や生産の増加、個人消費の伸び率拡大を見込み、実質経済成長率を前年度プラス1.8%とした。プラス成長は6年連続となる。企業、家計部門の伸びを見込む一方、中国経済の成長鈍化で民間企業設備や外需は前年度より寄与度が低下する。同研究所は人手不足の深刻化や地政学リスクなどを懸念材料に挙げた。
福井市美術館で現在、「フィンランド・デザイン展」が行われていると福井経済新聞が報じた。フィンランド独立100周年を記念して企画された同展。独立以前から現在までを振り返り、同国におけるデザインの歩みを作家ごとに紹介する。石堂裕昭副館長は「北欧好きや家具好きという方が多く訪れる一方で、20代~30代の親子連れの来場も目立つ」と話す。