各紙によれば山口県長門市は4月25日、長門湯本温泉に進出するホテル運営の星野リゾート(長野県軽井沢町)と事業協定を結ぶ調印式を市内で開いた。大西倉雄市長は「一日も早い開業を」と出席した星野佳路代表に呼び掛けた。進出するのは、同社の高級温泉旅館「界」。2014年に倒産した老舗「白木屋グランドホテル」の跡地に開業する。部屋数や事業費は未定だが、19年の開業を目指すとしている。
JR各線で3月26日に改定した新しいダイヤで、岡山駅~下関駅間に国内最長の鈍行列車が復活することが分かったと関門経済新聞が報じた。岡山駅を16時17分に出発し、途中82駅に停車して23時50分下関駅着。路線距離387.4キロ、実に7時間33分の長旅となる。同区間を走る列車は2012年のダイヤ改正まで運行されており、4年ぶりの復活。
「旧下関英国領事館」(下関市唐戸町)で19日、「ピーター・ラビット展」が始まると関門経済新聞が報じた。ピーター・ラビットの作者、ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念して行われるもので、期間中、着ぐるみの「ピーター・ラビット」が来館し、来館者との記念撮影に応じるほか、作品ストーリーやポターの紹介パネル展示、英語の絵本読み聞かせなどを行う。
宇部井筒屋19日から、県内外からパン店が集まる「宇部ぱん穀博覧会」が開かれると山口宇部経済新聞が報じた。商品の紹介や販路拡大を目的に実施する同店の初企画。福岡・川崎町の「かわさきパン博」を参考に、市内を中心に人気パン店など48店舗を集める。会場にはイートインスペースを用意し、テーブル20席、カウンター18席を設ける。
KDDIと山口大学は1月26日、KDDI山口衛星通信所にある大型パラボラ・アンテナを、衛星通信用から電波望遠鏡へ改造し、ブラックホールなどの宇宙観測研究に活用すると発表した。同大学では今回借用するアンテナと組み合わせることで「山口干渉計」を構築。日本最大級の電波干渉計として、ブラックホールなどの宇宙観測研究に挑む。