日本の妖怪ブームを牽引し、妖怪ブロンズ像が並び全国有数の観光地となった「水木しげるロード」(鳥取県境港市)の“生みの親”でもある同市出身の漫画家で、11月30日亡くなった水木しげるさん(本名・武良茂=むら・しげる)。晩年も水木ロードのにぎわいを気にかけ、境港とのつながりを大切にしただけに、地元関係者らは「発展の大恩人だった」と、その死を悼んだ。平成5年7月にオープンした水木ロード。かつて山陰の「漁業の町」としてにぎわった地元商店街が、活性化策として地元出身の水木さんに着目したのが誕生のきっかけだった。
鳥取県に水揚げされる松葉ガニのトップブランドとして、今シーズンから出荷を始めた「五輝星(いつきぼし)」の初競りが7日、鳥取港(鳥取市)の県漁協賀露支所であり、県で過去最高の1匹70万円の初値が付いたと産経新聞が報じた。鳥取港には、6日の解禁から隠岐周辺で操業した沖合底びき網漁船6隻が水揚げ。松葉ガニの水揚げ計5823キロ。
鳥取県三朝町の三朝温泉旅館協同組合は、三朝温泉の温泉水を配合したスキンケア化粧品「三朝ジェル」を発売したと産経新聞が報じた。平成18年の発売以来、販売30万本を突破した源泉100%の化粧水「三朝みすと」に続き、同温泉の美肌力を広めるご当地商品に育てる考えだ。三朝ジェルは50グラム、2300円。鳥取市の化粧品メーカー、シャルビーが開発に協力した。ジェルの60%が温泉水で、プラセンタ、アーチチョーク葉エキスなどの成分を配合。肌を保湿し、しわを改善、しみやくすみにも効果が期待できるという。
雇用情勢や公共工事で改善の動きがみられるなど、緩やかに持ち直しつつある。
7月18日、漫画家水木しげるの作品に登場する妖怪彫刻など約150点を並べた鳥取県境港市の水木ロードが20周年を迎えた。今年上期の観光客は100万人超。ロードは今年、年間観光客数250万人突破が目標。
雇用情勢の一部に改善の動きがみられるものの、本格回復には時間を要する。
鳥取県産業技術センターは、日本酒の酒造場の約10分の1の規模で仕込が可能なミニプラント「清酒製造試験システム」を導入。容易に試作が可能になり、醸造元の新製品開発に貢献。