2020年 1月 08日(水曜日) 22:56 |
中国は7日23時20分、西昌衛星発射センターから「長征3号乙」運搬ロケットに搭載した通信技術試験衛星5号を打ち上げました。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。
通信技術試験衛星5号は主として、衛星通信、ラジオ・テレビ、データ伝送などの業務に使用され、また、ハイクォリティな技術試験を行なう予定です。
なお、長征シリーズの運搬ロケットの打ち上げは今回で324回目となります。 |
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2020年 1月 07日(火曜日) 13:41 |
6日に開かれた2020年全国郵政管理活動会議で、国家郵政局が2020年に「村まで配達」、「工場まで配達」、「海上に配達」という3つのプロジェクト強化と実施を促進し、郵政業のサービス向上と効果的な国際配達をめざしていくことが決まりました。
国家郵政局のデータによりますと、2019年に郵政業の業務総量と営業高は前年に比べてそれぞれ30%と21%伸び、1兆6千万元と9600億元に、宅配取扱い件数と営業高も同様に24%と23%増え、630億件と7450億元に達しました。
国家郵政局の馬軍勝局長は「2019年末までに全国都市部と農村部の宅配ネットカバー率は96.6%に達しており、2020年にすべての『郷』(県以下の行政区域)に宅配拠点を設け、さらに村まで配達するプロジェクトに取り組み始める」ということを明らかにしました。
会議では、工場まで配達するプロジェクトを速め、2020年に製造業のための宅配の在り方について指導的意見を打ち出し、工場までの物流を確保すると同時に、倉庫と宅配の一体化や地域的な供給チェーンの構築、電子商取引の整備などの計画を実施することが提案されました。
また、海外向けの宅配システムを確立し、国全体の競争力を引上げることが決まり、馬局長が2020年から「海上に配達」プロジェクトの実施を始めることを明らかにしました。 |
2020年 1月 06日(月曜日) 16:00 |
トランプ米大統領は4日、ツイッターの投稿で、「米国はいかなる脅威をも拒否する。イランが米国の国民または資産を攻撃した場合、イランの施設52カ所に対する『迅速かつ猛烈な』反撃を行う」と示しました。
米メディアによりますと、米国が標的として「52カ所」という数字を提示したのは、イランの首都テヘランで1979年に発生した米大使館人質事件の人質の数が52人であったためだということです。
トランプ大統領はまた、「標的となる施設の一部には、イランにとって極めて重要なものが含まれている」としています。 |
2019年 12月 24日(火曜日) 10:27 |
習近平国家主席は23日、北京の人民大会堂で、第8回中日韓首脳会議に出席するため中国を訪れた日本の安倍晋三首相を迎え、「双方の努力の下、両国関係は改善と発展に向かっている。重要なチャンスに恵まれる中で、中国は日本と密接な意思疎通を保ち、両国関係を新たなレベルに引き上げ、両国の人々により多くの幸福をもたらしていきたい」と示しました。
習主席はまた、「世界は百年に一度の大変革を迎えており、情勢の複雑化がますます進む中、より冷静な戦略的対応が必要で、全局面に注視する広い視野が求められている」と強調しました。その上で、「中日両国は実務協力の拡大に力を入れ、質の高い発展に向けて『一帯一路』の共同構築と第3国市場における協力を推し進める必要がある。また、人工知能(AI)や、ビッグデータ、モノのインターネット(IoT)などに関する互恵協力を強化する必要がある。さらに、よりレベルの高い互恵関係と共同繁栄に向けた、双方向に開放的で、公平性と透明性を備えた、差別の無いイノベーション環境づくりに取り組んでいく必要がある。このほか、文化、観光、教育の分野を含む人員と文化の交流、青少年の双方向交流の促進、地方間友好交流の拡大、東京五輪と北京冬季五輪を互いに支持してくことなどを通じて、両国民の友好の基盤をより強固なものにしていく」と強調しました。
さらに、習主席は「より積極的かつ建設的な安全保障関係の構築に向けて、相互信頼性を強化していく。開放型世界経済の構築に向けて、多国間主義と自由貿易を擁護していく」と述べ、大国としての責任を果たす必要性を強調しました。
これに対して安倍首相は、両国関係の発展を評価した上で、「日本は、習近平主席の来春の日本への公式訪問を非常に重視している。新時代に適した両国関係づくりに努めていきたい。経済・貿易や投資、イノベーション、観光、文化、スポーツなどにおける中国との実務協力を拡大していきたい。また、中国と共に第3国市場における協力を推し進め、地域問題における意思疎通と協力を強化したい」との日本の立場を示しました。 |
2019年 12月 23日(月曜日) 15:12 |
中国のネットユーザーが選ぶ、2019年の「今年の漢字」と「今年のフレーズ」が発表され、安定性を意味する「穏」と、「我和我的祖国(私と私の祖国)」が選ばれました。
今回は、ネットユーザーから数千以上に上る推薦の言葉が寄せられました。国家語言資源監測研究センターと複数のメディア・データベースが共同で、2019年に最も使用頻度と注目度の高い50語と100のフレーズを選出し、最終的に「穏」と「我和我的祖国(私と私の祖国)」が選ばれました。
今年、国内外から様々な試練に晒されても、中国人は依然として穏やかな心を保ち、安定した成長への自信を表してきた一年でした。「穏」という一字にはそれを示す感情と意志が満ちあふれています。
一方、今年は新中国成立70周年にあたり、『私と私の祖国』というタイトルの映画や書籍が沢山発表されました。また、このフレーズは長く歌い継がれてきた歌のタイトルでもあり、中国人の愛国心を強く表現しています。
そのほか、今年の「10大新語」「10大流行語」「10大ネット用語」なども発表され、生き生きとした言葉が、今年の世相や生活を描き出し、社会の変化を記録しています。 |
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