中国の李克強首相は6日、北京で、第1回世界華僑華人工商大会に参加する代表らと会談しました。

李首相は「今年上半期、中国経済は圧力に直面したものの、合理的な範囲内で運営され、主な経済指標は安定し、良い方向へ向かっている」と述べました。そのうえで、華僑、華人らに対し、「中国経済がモデルチェンジする上での活発な力となり、中国と外国の経済協力のために懸け橋になるよう期待する」と語りました。

国際通貨基金（IMF）は2日報告書を発表し、「ギリシャは2018年までの3年間で少なくとも500億ユーロの資金支援が必要になるだろう」と指摘しました。

報告書は「支援金500億ユーロのうち、360億ユーロはＥＵ側が負担し、債務の返済期限は現在の20年から40年まで延長する必要があり、将来的には債務免除の必要もあるだろう」としました。

激しいにわか雨が過ぎ去った1日夕方、北京では紺碧の空が見られました。周りに浅い水が張られている国家大劇院では青空が反射し、幻の景色が作り出されました。

中国国家発展改革委員会は6月30日、北京で「中国は都市部の軌道交通建設に対する投資を拡大し、2015年の投資額は3000億元に達する予定で、経済を牽引する明らかな効果がある」と明らかにしました。

国家発展改革委員会基礎産業司巡視員の李国勇氏は「地下鉄の建設基準を満たすとして国務院の許可を得た都市は39あり、その計画上の建設距離は7300キロを超えている。2020年には建設基準を満たす都市の数は50になると思われる。現在までに、22の都市で合わせて2764キロの軌道交通が開通され運営されている。そのうち、北京、上海2都市の軌道交通の長さはそれぞれ500キロを越えている」と紹介しました。

北京では第3期軌道交通プロジェクトが進められており、すでに採択された建設距離は730キロ、検討中の建設距離も200キロ余りあります。2020年には軌道交通の長さは1000キロ前後に達するため、深刻な渋滞は緩和されると見られています。