2019年 7月 09日(火曜日) 09:55 |
西安美術学院は、中国黄土画派の代表人物で、現在流通している人民元の紙幣に印刷された毛沢東主席を描いた劉文西氏が、7日に86歳で亡くなったと発表しました。
劉氏は、数多くの毛沢東主席に関する作品を手がけており、現在流通している5元札、10元札、50元札、100元札の絵の作者でもあることから、「15億人が見ている画家」と呼ばれていました。
また、劉氏が力を入れた黄土画派とは、黄色い大地に生まれ、発展し、輝いた絵画の技巧で、大胆で前向きな理想・現実主義を描いています。
劉氏の作品には、「毛主席と羊飼い」、「一堂に団欒」、「祖父母と孫の四世帯」、「黄土の情」などがあります。 |
2019年 7月 03日(水曜日) 18:45 |
北京の積水潭病院は先月27日、世界で初めて、通信技術5Gを活用して、遠隔操作によりロボットを使った整形外科の手術が無事に終了したと発表しました。
この日、田偉病院長が病院内の管制室で、浙江省嘉興市と山東省煙台市の病院にある手術用ロボットを5Gにより遠隔操作しました。
手術を終えた田病院長は、「ロボットをリアルタイムで正確に操作するのはかなり冒険的なトライアルだった。5Gがなければ無理だろう。ほんの少しのミスやタイムラグが発生すれば患者の命に関わる。今回の手術は、我が国の5Gによる手術と人工知能の活用がかなりのレベルに達したことを象徴している」と述べました。 |
2019年 7月 02日(火曜日) 10:06 |
外交部の耿爽報道官は1日、北京で行われた定例記者会見で、「英国が立場をわきまえ、あらゆる形での香港行政への干渉を直ちにやめ、香港の繁栄と安定にプラスになる行動を取るべきだ」と呼びかけました。
これは、ハント英外相の、「『中英連合声明』は法的拘束力を有する条約で、依然として有効である」との発言に応えたもので、耿報道官は、「『中英連合声明』は香港にまつわる歴史遺留問題を解決するためのもので、香港の祖国返還と過渡期の引き継ぎ業務の終了に伴い、文書に含まれた英国の権利と義務も全て履行が完了されている。中国は1997年7月1日に香港への主権行使を回復し、憲法と基本法に基づく香港統治を実行している。香港行政は完全な中国内政であり、如何なる国も干渉する権利がないものだ」と強調しました。 |
最終更新 2019年 7月 03日(水曜日) 18:20 |
2019年 6月 28日(金曜日) 09:44 |
習近平国家主席は27日、大阪で日本の安倍晋三首相と会談しました。
両国の指導者は、中日両国は四つの政治文書が定める各項目の原則を遵守し、双方が協力パートナーとしてあり、互いに脅威にならないという政治的共通認識を貫き、競争を協調に変えていく精神に基づき、両国関係が正しい軌道に沿って持続的に前進することを推進していくことを確認しました。
また、両国の指導者は、密接な意見交換を保ち、ハイクラスによるリードを強め、政治的相互信頼関係を強めていくことで同意しました。安倍首相が日本政府を代表し、習主席の来春の日本への公式訪問を要請、習主席は原則的にその要請を受け入れることで同意しました。また、両国の指導者は、両国の外交部門に具体的日程に関しての調整を命じました。 |