アメリカ商務省は27日、中国とメキシコから輸入されるシームレス精錬銅管に反ダンピング措置として税額をこれまでより11.25%から60.85%高めることを決めました。このうち、中国企業に関する課税金額はおよそ2.33億ドルに上ります。
関連手続きによりますと、この反ダンピング課税の実施はアメリカ国際貿易委員会の最終的判断が必要です。この判断は11月に行われる見込 みで、アメリカ国際貿易委員会がこの課税を承認しますと、関連部門から反ダンピング税を課すとの指示が出されるわけです。(翻訳:任春生)
国連安全保障理事会は27日、「世界の平和と安全へのテロ脅威がまだ継続しているため、集団的努力によってこれを打ち負かす必要がある」と強調しました。
安保理はこれについて「単独の軍事勢力、法的制裁措置あるいは情報活動によってテロリズムを負かすことはできない。人権と基本的自由を尊重する法治社会は、テロ取締りで重要な役割を果たす」と強調しています
安保理は各国のテロ取締り行動での格差を縮めるようすべての国連機構と加盟国に求めていると同時に、「反テロ行動は国際的な検討課題として優先させるべきだ」としています。
(翻訳:huangjing)
中国の援助によるスーダンでの初めてのメタンガス施設建造工事が27日竣工し、操業し始めました。
この施設の操業開始は地元住民25世帯の照明や食事作りの需要を満たすと見られています。
地元の住民はこれを非常に喜んでおり、中国の李成文スーダン駐在大使は「このプロジェクトは地元住民の生活改善にプラスとなるだけでなく、環境の保全にも役立つ」と述べました。
なお、中国はスーダンのほかの地区も関連工事を実施する予定です。
(翻訳:HUANGJING)
中国の月探査衛星、「嫦娥2号」と打上げ用のロケット「長征3号丙」は、打上げ前の最終的な準備段階に入っているということです。
このほど、「嫦娥2号」衛星の総指揮者の葉培建氏により、中国の宇宙探査スケジュールが公表されました。それによりますと、2013年までに火星の探索、2015年までに金星の探索、2025年までに飛行士の月面着陸を実現するということです。
現在、中国の宇宙探査の主な目的は月探査です。2020年までに月を周回し、その後月面に着陸し、地球への帰還といった3つのステップを完了します。葉培建氏は「この計画の通りに2025年までに中国は有人月面着陸を実現するだろう」と述べました。(翻訳:任春生)
朝鮮中央通信社が28日報道したところによりますと、朝鮮の最高指導 者の金正日(キム・ジョンイル)氏は、27日、金正銀(キム・ジョンウン)、金敬姫(キム・ギョンヒ)などの6人に大将の称号を与えました。世界各国のメ ディアはこれに注目しています。朝鮮の政府系メディアが金正日氏の三男金正銀氏の名前を取り上げたのは今回が初めてです。
また、朝鮮労働党代表者会議準備委員会の最近の発表によりますと、朝鮮労働党の最高指導機関を選出するため、朝鮮労働党代表会議が28日に行われます。
朝鮮労働党の歴史において、党代表会議は1958年と1966年にそれぞれ行われており。44年ぶりの今回会議は、新しい内外情勢の下における重要な会議だと見られています。(翻訳:任春生)