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東方通信社発行 学苑報
米での人民元建て決済協力覚書に調印=中米 |
2016年 6月 10日(金曜日) 01:41 | |||
中国人民銀行は8日、アメリカでの人民元建て決済制度構築について、このほどアメリカ連邦準備委員会と協力覚書に調印したと発表しました。 これと同時に、中国人民銀行は、人民元適格外国機関投資家(RQFII)制度の下で、アメリカに2500億元の投資枠を付与しました。 中国人民銀行の易綱副総裁は7日の会見で、「アメリカは中国にとって重要な市場である。人民元の国際化は市場主導によるプロセスであり、関連企業は人民元建て決済により財務コストを削減できる」と述べました。 中国人民銀行は8日、「今回の調印は中米両国の金融協力が新たな一歩を踏み出したことを意味している」とし、「両国の企業と金融機関の人民元を利用したクロスボーダー取引や、貿易・投資の利便化促進につながる」と指摘しました。
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