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東方通信社発行 学苑報
中国、ロシアで高速鉄道列車組み立てラインを建設 |
2016年 5月 12日(木曜日) 00:13 | |||
中国中車長春軌道客車株式有限公司海外業務部の担当者は10日、ロシアのモスクワ郊外、あるいはウラル地区で、ロシアに中国の高速鉄道列車を提供するため、その組み立てラインを建設すると明らかにしました。 この担当者によりますと、中国とロシアはそれぞれ50%をホールディングスする合資企業を設立し、モスクワとカザンを結ぶ高速鉄道の列車の開発と組み立てを主な任務とするということです。工場の場所はこの夏に決められ、初の列車は2018年中に出来上がる予定で、最高時速は360キロ、最低運転温度はマイナス50摂氏度となります。この高速鉄道の開通により、モスクワからカザンまでの列車走行時間は、従来の11時間から3時間30分までに短縮されます。 また、モスクワからカザンを結ぶ高速鉄道は今後、さらに東へ延長され、カザフスタンを経て中国に入り、北京に至る予定です。その際、中国とロシアの首都が高速鉄道で結ばれ、鉄道の総延長は7000キロに達するということです。
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