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東方通信社発行 学苑報
世論調査:中国人の不安、トップ3は食品安全、病気、進学 |
2015年 12月 23日(水曜日) 23:58 | |||
中国人民大学は23日、2015年中国発展自信調査の結果を発表しました。この調査の回答者が日常生活で最も心配していることのトップ3は、食品安全(14.5%)、病気(12.8%)、子供の進学(11.9%)でした。去年のトップ3は病気、住宅、食品安全の順でした。 調査によりますと、100点満点で、中国の一般大衆の将来の発展全般に対しての自信は、80.9点で、去年の80.6点と一昨年79.8点に比べわずかですが上昇しました。 中国人民大学統計学院の彭菲教授は「所属層によって、将来の発展に対する自信に差がある。学歴が高いほど、社会発展に自信がなく、逆に農村地域の住民は都市住民より発展に対する自信が大きくなっている。23歳―30歳の年齢層が、発展に対して、最も自信がなく、それに31歳―40歳の年齢層が続く。1980年代前後生まれの発展に対する自信は注目に値する」と語りました。 回答者の教育発展に対する自信は65.6点で、去年よりやや下がりました。生活全般に対する自信は63.9点で、ほぼ合格レベルとなりました。社会環境に対しては、回答者の56.9%が現在中国の貧富の差は非常に大きいとみています。
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