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東方通信社発行 学苑報
中国食糧生産、経済発展に大きく貢献 |
2011年 12月 05日(月曜日) 13:01 | |||
中国国家統計局が発表したデータによりますと、今年中国の食糧生産量は5.7億トンで、8年連続生産が増えているということです。これに対し中国農業省の財務担当の幹部、陳萌山報道官は4日、「食糧生産の8年連続の増加は、安定的で、テンポある経済成長を維持することに大きく貢献している」と述べました。 陳報道官は、「北方の冬麦地区では春と冬の季節に干ばつに見舞われ、長江流域では干ばつの後に豪雨など異常気象が続き、西南地域では厳しい干ばつが襲ったが、今年の食糧生産はこれらの自然災害の影響を克服した。実現した8年連続の生産量増加は、食糧供給を保障し、食糧市場の安定化や物価上昇の抑制、インフレの防止につながり、安定的で、テンポある経済成長を維持し、調和の取れた社会作りに大きく貢献している」と述べました。 また、陳報道官は、「今年は、多くの国で食糧価格の高騰や暴落、食糧危機による社会の混乱などが起きている。このような背景の下で、中国の食糧生産が8年連続増加を実現したことは、バランスの取れた世界の食糧供給、国際市場価格の安定に重要な役割を果たしている」と述べました。
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