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東方通信社発行 学苑報
中国、多剤耐性結核の病理研究で大きく進展 |
2011年 8月 22日(月曜日) 15:55 | |||
上海にある復旦大学付属・華山病院感染病科の張頴教授が率いる研究グループは、長年の研究を通じて、多剤耐性結核の病理研究で大きな成果を挙げました。この研究成果は国際的に有名な学術誌「サイエンス」の8月号で発表されました。
張頴教授を始めとするこの研究グループは、新抗結核薬ピラジナミドの最新の薬効標的、および致病のメカニズムを発見したもので、これは結核の持続感染メカニズムを明らかにし、新しい治療法を組み立て、多剤耐性結核病の治癒率を引き上げるに当たって、いずれも重要な意義があります。 なお、結核病は中国の重大な伝染病の一つであり、世界保健機関(WHO)の統計によりますと、中国では結核病の年間発症者数が約130万人に達し、世界の発症率の14.3%を占めています。
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