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東方通信社発行 学苑報
天然ガスパイプライン東線開通式 中露指導者がテレビ電話ごしに立会 |
2019年 12月 03日(火曜日) 21:19 | |||
近平国家主席は2日午後北京で、テレビ電話を通じてロシアのプーチン大統領と共に、中国・ロシア天然ガスパイプライン東線の開通式に立ち会いました。 習主席は席上、「開通を祝賀し、両国の建設者に感謝の意を示したい。この天然ガスパイプライン東線は、中国とロシアのエネルギー分野の協力における象徴的なプロジェクトであり、双方の深いレベルでの融合と協力・互恵のモデルでもある。今年は両国の国交樹立70周年を迎える節目の年であり、プーチン大統領とは共同で中国とロシアの新時代における全面的戦略パートナシップを発表し、両国関係のさらなる発展をそれぞれの国の外交分野の優先的な方針にすることにも合意した。両国の戦略的協力とそれぞれの分野における協力を引き続き深めていく」と述べました。 これを受けてプーチン大統領は「ロシアと中国が国交樹立70周年を迎え、これを盛大に祝う中で、この天然ガスパイプライン東線は開通した。この出来事には重要な歴史的意義があり、両国の戦略的協力をさらに前進させる。今後30年にわたってロシアは中国側に1兆立方メートルの天然ガスを供給する。これは私と習主席が合意した、『2024年までに両国の貿易額を2千億ドルに引き上げる』というコンセンサスの履行にも役立つだろう。ロシアは中国と共に努力して、この象徴的かつ戦略的な協力プロジェクトがスムーズに実施されるよう確保していく」と語りました。 中国・ロシア天然ガスパイプライン東線はロシアの東シベリアから黒龍江省の黒河までを結ぶもので、ロシア国内の3000キロメートルのパイプと、中国国内に新設された3371キロのパイプおよび既存の1740キロのパイプで構成されています。
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