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東方通信社発行 学苑報
中国陝西省、史上最大の貧困扶助転居計画が始まる |
2011年 5月 12日(木曜日) 15:44 | |||
陝西省北部の白于山地区と陝西省南部の秦巴山地区の転居プロジェクトがこのほど、相次いで始まりましたが、これは、中国の史上最大規模の貧困扶助避難転居プロジェクトのスタートでもあります。 今後10年で、陝西省はこの2ヶ所から、279万2000人を他の地区に転居させる計画で、その数は三峡ダム地域の転居住民の2倍になります。 秦巴山地区と白于山地区は、中国の最も貧しい地域の一つで、自然災害が頻発し、長期的に干ばつが続く水が乏しい地域です。陝西省の趙正永省長は、「転居プロジェクトの目的は、住民がより安全で、便利な環境で生活できるようにすることにあるが、政府は、住民の意に背く転居を強制することはない。転居する農民は、都市に入って定住するか、県の中心地や町、あるいは一定の産業がある地区などに定住することができる」と述べました。
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