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東方通信社発行 学苑報
王外交部長、日本側と相互信頼の推進を願う |
2019年 2月 03日(日曜日) 16:06 | |||
王毅国務委員兼外交部長は2日、北京で、中国を訪れ新ラウンドの中日安全対話と中日外交当局定期会合に出席した日本の森健良外務審議官と会談しました。王外交部長は「2019年は中日双方にとって重要な年である。中国は日本とともに相互信頼を深め、懸念を減らし、誤った判断を防いで、中日関係の正しい方向に沿った発展を推し進めていきたい」と期待を寄せました。 また、王外交部長は去年、習近平国家主席と安倍首相が数回にわたって行われた会談に触れ、「両首脳の相互訪問が実現し、中日関係の改善に方向性を示して、両国関係は正常な軌道に戻った。両国の各分野における協力も新たな成果を収めている。この局面は得難いことであるため、双方は引き続き紆余曲折を避けなければならない。このため、中日間の四つの政治文書を順守し、両国関係の政治的基礎を維持する必要がある。時代とともに両国関係に新しいエネルギーを注いでいくべきだ。不確定要素が満ちた国際情勢の背景のもと、中日関係の安定的な発展を確保することは双方の国際と地域問題の解決における協力にプラスとなる」と強調しました。 一方で、森外務審議官は「関係を一層改善する強い意欲を確認できた」と応じました。さらに森氏は、両国関係の改善を大切にし、中国側とともに両首脳によるコンセンサスを実行に移して、各分野における交流と人文交流を強め、地域の平和と安定維持に取り組んでいきたいという日本側の考えを示しました。
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