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東方通信社発行 学苑報
劉財政次官「中国政府の債務リスクはコントロール可能」 |
2017年 7月 29日(土曜日) 19:16 | |||
劉偉財政次官は28日、国務院新聞弁公室の記者会見で「中国政府の債務リスクは全体的にコントロールが可能だ。今年6月末までの地方政府の債務残高は15兆8600億元で、今年の債務上限の18兆8200億元の範囲内に収まっている」と明らかにしました。
劉次官は、「近年、中国では地方政府の債務管理と監督を行う『クローズド・ループ』方式の制御体系が形成され、地方政府の債務リスクのコントロールにおいて一定の成果を収めている」と述べました。 さらに、「2016年末までの我が国の地方政府の債務残高は15兆3200億元で、債務率は80.5%と、国際上における警告基準より低くなっている。また、中央と地方政府の債務残高は27兆3300億元、試算による負債率は36.7%で、これはEUの警戒基準である60%や主要市場経済国家と新興市場国家のレベルよりも低い。我が国の政府債務リスクは、全体的にコントロール可能な範囲内にある」と示しました。
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