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東方通信社発行 学苑報
中朝貿易拡大はリスト外の品目によるもの=税関総署 |
2017年 7月 13日(木曜日) 19:16 | |||
中国税関総署の黄頌平報道官は13日、中朝間の貿易規模の成長に関する質問に答え、「禁輸リスト以外の商品輸出が上半期の中朝貿易成長を牽引した主な原動力となった。中国は一貫して国連安保理の関連決議や国家の関連法律と法規定に基づき、朝鮮に対し厳格な禁輸措置を講じている」と述べました。
統計によりますと、今年上半期、中国の朝鮮に対する輸出入の総額は25億5千万ドルに達し、前年同期比で10.5%の伸びを見せていますが、その内訳は、輸出額が29.1%増なのに対し、輸入額は13.2%減であるということです。 黄報道官によりますと、国連安保理の関連決議に基づき、中国は2月19日から朝鮮からの石炭輸入を停止しており、上半期の朝鮮からの石炭輸入は74.5%減の267万8千トンで、しかもそのすべてが2月18日前に輸入されたものだとしています。 黄報道官はさらに、「安保理の朝鮮に対する制裁措置は全面的な禁輸ではなく、朝鮮の国民生活に関わる貿易、特に人道主義の原則に則った貿易活動は制裁から影響を受けるべきではない。中朝貿易の成長実態は客観的に評価されるべきだ」と述べました。
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