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東方通信社発行 学苑報
国家林業局、「砂嵐の発生をなくすことはできない」 |
2011年 1月 05日(水曜日) 16:45 | |||
中国国家林業局の祝列克副局長は4日、北京で、「たとえ全国の土地劣化と砂漠化を低レベルに抑え、その面積が減少しつづけたとしても、中国は砂嵐の発生をなくすことはできない」と示しました。
祝列克副局長はまた、「世界で砂嵐の発生が多い地域が4つあるが、中国は中央アジアの砂嵐多発地域に位置している。中国の北部地域には170万平方キロメートルの砂漠化した土地があり、中国の隣国であるモンゴル、カザフスタンなどの国にも200万平方キロメートル余の砂漠化した土地がある。その上、中国には、常々、シベリアからの寒気が侵入する。このように、中国には、砂嵐が発生する条件がそろっている」と明らかにしました。 また、北京で行われた記者会見で、祝列克副局長は「人間は、まだ、気流、強風などの自然現象を制御する能力をもっていないが、砂嵐をある程度、抑えることはできる。森林や草原などで植被率を増加することは、砂嵐の発生を減少させ、危害を減らす有効的な方法だ」と示しました。
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