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東方通信社発行 学苑報
中国ネット利用者、7億6000万人へ |
2017年 2月 28日(火曜日) 23:01 | |||
中国情報通信研究院ICT深度観察報告会が27日、上海で開かれました。会議では、2016年中国のインターネット利用者の数は7億3100万人に達し、2017年には7億6000万人になる見込みだということが明らかにされました。
それに従い、中国のICT企業の収入は2016年に1兆2400億元に達し、2017年には1兆7600億元になる見通しだということです。 中国情報通信研究院産業と計画研究所インターネット産業研究部の劉越主任は報告会で、「中国のインターネットサービスの収入規模は持続的に成長し、モバイルインターネットの応用規模は世界でトップレベルだ」として、注目分野の事情を分析しました。 「網紅(ネットインフルエンサー)」経済について、劉主任は「中国の『網紅』のコンテンツには変化が起きている。一般娯楽分野からビジネス、アニメ、スポーツ、フィットネス、グルメなどの分野へ拡大し、『網紅』の現金化モデルが多元化する」と予測しました。 報告によりますと、中国では2016年がインターネットライブ配信元年で、2016年12月には、中国のインターネットライブ配信の利用者は3億4400万人に達したということです。これについて、劉主任は「インターネットライブ配信は模索の段階にあり、利用者のバーチャルプレゼントの購入やトラフィック広告による現金化モデルは長続きしないため、今後、業界の健全な発展のためにはさらに規範化する必要がある」との考えを示しました。 また、共有経済について、報告では2017年に共有経済の発展の潜在力がさらに解放され、今後、「生活支援、実物資源」から「生産製造、ヒューマンリソース」の分野へ浸透していくことが見込まれるとしています。
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