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東方通信社発行 学苑報
国連安保理の朝鮮制裁決議は朝鮮の核実験に的を=外務省 |
2016年 10月 12日(水曜日) 09:53 | |||
米国が現在、国連安全保障理事会で、朝鮮への制裁の抜け穴を解消する決議草案の可決を推進しているとの報道について、米国の関係者が、朝鮮は現在の制裁の抜け穴を利用して「民生のため」として石炭輸出をしていることに対するものだとしたことについて、外務省の耿爽報道官は11日、定例記者会見で、「中国は国連安保理の朝鮮核実験に対する更なる行動に賛同すると共に、朝鮮への制裁決議は朝鮮の核実験に対するものであるべきだ」との考えを明らかにしました。
耿報道官はさらに、「我々は重ねて中国側の立場を表明している。中国側は朝鮮が5度目の核実験を実施することに断固として反対する。国連安保理による朝鮮の核実験に対する更なる行動に賛成すると共に、国連安保理は関連行動の指向性をさらに明確にすべきであり、主に朝鮮の核開発関連活動に焦点を絞っていくべきだ。そしてこうした動きは朝鮮半島の非核化実現と、東北アジアの平和と安定維持に有利となるはずである。中国側は現在本件について関連各側と協議を密にしているところだ」と示しました。
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