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各都道府県の地域経済トピックス 2014年6月 印刷
2014年 7月 06日(日曜日) 23:55

【北海道】持ち直し基調にある。 

<道内の企業立地件数回復> 

道は、2013年度道内企業立84件と前年より11件増加増加したと発表。リーマン・ショック前の2007年度(83件)と同水準まで回復している。

 

【青森県】緩やかに持ち直している。 

<八戸市が中核市へ> 

中核市の人口要件が30万人から20万人に下がったことを受け、八戸市の小林市長は平成28年度内に中核市移行を目指す方針を正式表明。

【岩手県】持ち直しの動きに足踏み感。 

<公共工事、増勢> 

5月公共工事請負額は、53,471百万円、前年同月比165.0%増。国等による大型発注工事が全体を押し上げ、9か月連続で前年比増。

 

【宮城県】全体として景気は、消費税率引き上げに伴う振れがみられるものの、震災復旧需要などに伴い経済活動は総じて高水準で推移しており、緩やかに回復している。 

<東北地方への医学部設置構想への応募> 

文科省は、応募が「国際復興記念大学設立準備室」、「学校法人東北薬科大学」、「宮城県」の3件と発表。

 

【秋田県】消費税増税に伴う駆け込み需要の反動による影響を受けながらも、総じて緩やかなかな回復傾向が続いている。 

<県が「人口問題対策連絡会議」と「人口問題プロジェクトチーム」設置> 

現在約104万人の県人口が70万人を切ると推測される2040年を見据え、中長期的に必要となる施策の方向性をまとめた報告書を年内に策定する。

【山形県】着実な持ち直しの動きとなっているものの、消費税率引き上げの影響から改善ペースは鈍化している。 

<さくらんぼの作柄「やや多い」> 

山形県さくらんぼ作柄調査委員会によると、平成26年県産さくれんぼの作柄は前年比5.6%増の1万4,300t程度となる見込み。これは平年に比べて「やや多い」水準。

【福島県】投資動向が依然として高い水準であることに加え、生産活動が持ち直してきたことなどから、全体では回復の動きが続いている。 

<輸送用機械好調> 

3月の鋳造品は、トラック向けではインドネシアの受注減少が続いているものの、タイが堅調だったことなどから、合計では前年を10%以上回る生産となった。

【茨城県】緩やかな持ち直しの基調にはあるものの、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動が一部に見られている。 

<県が茨城エネルギー戦略を策定へ> 

茨城県総合計画「いきいき 茨城生活大県プラン」の部門別計画として、県のエネルギー施策を総合的に推進するための指針となるもの。

【栃木県】需要面で消費税の反動が見られるものの、基調としては緩やかに回復している。 

<観光客増加> 

5月27日、栃木県が発表した平成25年栃木県観光客入込数・宿泊数推定調査結果によると、県内での観光客入込数は85,425千人で前年比103.7%、観光客宿泊数7,807千人で前年比102.7%となった。

【群馬県】緩やかな回復基調にあるものの、足許はやや鈍化している。 

<夏季ボーナス増加> 

群馬経済研究所の推計によれば、県内経済の緩やかな回復を受けて、県内企業の2014年夏季ボーナス支給額は40万9,900円と支給額で6,600円、率にして1.6%、前年より増加する予測となった。

 

【埼玉県】個人消費が消費増税後の反動減から弱含むなど、足踏みしている。 

<電子部品、デバイス、持ち直し> 

スマートフォン・タブレット端末関連の受注が上向いているほか、プリント基板などで新製品向けの需要が改善するなど業況は持ち直している。

【千葉県】緩やかな回復基調が続いている。

<消費税の反動減>

千葉県によると、3月の大型小売店販売額が前年比17.6%増加する一方で4月の新規上同社登録台数が前年比10.2%減少するなど、消費税増税前の駆け込み需要とその反動が見られた。

 

【東京都】都内の景気は、緩やかに持ち直しているものの、消費税引き上げ前の駆け込み需要の反動から、弱い動きも現れている。百貨店、スーパー販売、自動車販売、住宅着工などは前年を下回ったものの、工業生産や輸出は増加、有効求人倍率は横這いだった。

<東京都の旅行者は過去最高>

平成25年度東京都観光客数等実態調査によると、平成25年に東京都を訪れた日本人旅行者は約5億583万人、外国人旅行者は681万人と共に過去最高となった。

 

神奈川県】消費増税後の個人消費の反動減により、景気はやや弱含んでいる。

<電気機械、増加基調>

3月の電気機械生産指数は前月比19.9%低下したものの、3か月移動平均は3ヶ月連続で上昇。

【新潟県】回復の動きに一服感がみられる。

<第四銀行がクラウドファンディングの投資会社と提携>

第四銀行はクラウドファンディングを行っている投資ファンド運営会社のミュージックセキュリティーズと業務提携を結んだ。

 

【山梨県】持ち直してきている。

<甲信越静、中央四県サミット初会合>

5月26日、山梨、長野、新潟、静岡の4県でつくる初の「中央四県サミット」が長野県内で開催された。

【長野県】一部で弱い動きがみられるものの、回復に向けた動きが続いている。

<春季賃上げ要求・妥結結果>

県産業労働部は、春季賃上げ要求・妥結結果を発表した。平均要求額は98,547円で前年比2,906円の増加、平均妥結額は3,896円で前年比485円の増加となった。

【富山県】緩やかに持ち直している。

<医薬品、3月の生産指数依然高水準>

3月の生産指数は165.6で前月比5.5%低下。前年同月比では1.38%上昇。依然として高い生産水準を維持している。

【石川県】県内経済は持ち直しており、緩やかに回復しつつある。

<輸出回復している>

3月の金沢税関支署内の輸出額は前年同月比0.1%増と大幅な増加となり、11か月連続で前年を上回った。一般機械は低調となったが電気機器や液晶画面用、半導体設備用の科学光学機器が好調。

【福井県】個人消費及び住宅建築において、持ち直しの傾向がみられる。

<観光、一進一退>

3月の芦原温泉旅館宿泊数は、前年同月比13.5%の増加。

 

【岐阜県】持ち直しの動き。

<高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン>

5月18日、今年で4回目を迎えた「高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン」が岐阜市内で開催され約1万人のランナーが快走。

【静岡県】緩やかな回復基調が続いている。

<二輪産業政策ロードマップ>

県は浜松市などの5自治体および日本自動車工業会など8つの関連団体とともに、今後の二輪産業のさらなる成長をめざし「二輪産業政策ロードマップ」を策定した。

 

【愛知県】緩やかな回復。

<トヨタ自動車の4月国内生産は25.5万台>

トヨタ自動車の4月国内生産(単体)は25.5万台(前年比93.8%)と2か月ぶりに前年実績を下回った。

 

【三重県】景気は一時的に減速の動き。

<東芝、四日市工場建て替え>

5月16日、東芝が四日市工場の第2棟の建て替えについて発表。建て替え費用は約400億円で、竣工時期は2015年夏となる見込み。

 

【滋賀県】消費税増税の影響が見られるものの、緩やかな回復基調が続いている。

<観光、一部で好調持続>

4月の県内主要観光地入込客数は、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の関連イベントの効果で長浜周辺の観光地は増加したものの、多くの観光施設や道の駅では伸び悩んだ。

 

【京都府】企業部門は輸出が緩やかに持ち直し、生産も堅調レベルを維持するも、家計部門は個人消費や住宅投資に増税後の反動減が顕在化、一時的に足踏みも基調には底堅さ。

<和装関連、一部では底入れを探る動きも>

各産地とも厳しい原産調整続くも、一部では底入れを探る動き。

 

【大阪府】持ち直しの動き。

<関空外国人旅客60万人超え>

4月、関空の国際線の外国人旅客数が前年同月比35%増の61万8,650人となり、初めて60万人を超えた。

 

【奈良県】消費税の影響はあるものの、景気持ち直しの動きが続いている。

<観光、改善>

4月の奈良市および周辺主要ホテル9社(10ホテル)の客室稼働率は前年比4.2%上昇の87.0%。宿泊者数は前年比2.5%増加。

【和歌山県】持ち直しの動きがみられる。

<ミカン収穫量10年連続トップ>

農林水産省は、2013年の県内のミカン収穫量が10年連続でトップだったと発表。出荷量、収穫面積も2013年はトップだった。

【兵庫県】持ち直している。

<農業特区の養父市>

国家戦略特区で農業特区に指定された兵庫県養父市は、企業などと連携して全農地の1割近い耕作放棄地を再生し、過疎と高齢化に悩む中山間農業の「改革拠点」を目指している。

【鳥取県】百貨店売上や新車販売台数が前年比で減少するなど、駆け込み需要の反動減が推測される状況で、全体としては、横這いとなっている。

<砂丘らっきょう初出荷>

栽培100年の「砂丘らっきょう」が5月23日、鳥取市福部町海士のJA鳥取いなばらっきょう発売期間中、1655t、8億1千万円の売り上げを目指す。

【島根県】個人消費や住宅建築で弱さがみられるものの、公共投資、生産等で増勢を維持しており、消費税増税前の駆け込み需要の反動による影響を受けながらも、基調としては持ち直している。

<観光好調に推移>

3月の状況をみると、主要温泉地宿泊人員は16か月連続で、主要観光施設月別利用状況は14か月連続で、それぞれ前年を上回った。出雲大社の遷宮効果等により好調に推移している。

 

【岡山県】一部で駆け込み需要の反動減がみられるが、回復傾向。

<生産活動、高水準で横ばい>

3月の鉱工業生産指数(季調済)は100.4、前月比1.3%上昇。自動車は2か月連続の上昇。鉄鋼は2か月連続、化学は3ヶ月連続の低下。

【広島県】一時的に弱含んでいる。

<輸出、回復している>

4月の県内通関輸出額は、自動車部門や一般機械などが前年を上回ったことから、前年同月比+22.3%と3か月ぶりにプラスとなった。

【山口県】個人消費に消費税率引き上げの駆け込み需要の反動がみられる一方、生産活動が持ち直し基調に推移し、景気は緩やかに回復している。

<周南市に道の駅「ソレーネ周南」オープン>

周南市に同市初、山口県内で21か所の目の道の駅「ソレーネ周南」がオープン。コンセプトは「オール周南で24時間周南ブランド発信」。

 

【徳島県】景気は回復している。

<輸出、弱含み>

4月の小松島税関支署管内通関輸出額は、前年比10.9%減少。

【香川県】消費税率引き上げの駆け込み需要の反動がみられるものの、基調的には緩やかな回復を続けている。

<公共工事、増加>

4月の公共工事請負額は、県で前年比13.2%減少したものの、国・独立行政法人等で同32.1%増、市町で同534.0%増加し、全体では前年比82.6%増加。 

【愛媛県】緩やかな回復続くも、駆け込み需要の反動から一部で弱い動き。

<設備投資、弱含み>

日銀短観によると、県内企業の2014年度の設備投資額(計画)は、上期計画が前年比15.0%減少、下期計画は同10.6%増加、通年では同3.5%の減少となった。 

【高知県】個人消費や住宅建築に弱さが見られるが、緩やかに回復しつつある。

<土佐のおきゃく:高知市の中心街を大きな宴会に見立て36のイベント展開>

四銀地域経済研究所が5月の調査した『「土佐のおきゃく」2014』における経済波及効果は、7億34万円になった。

【福岡県】緩やかに回復しつつある。

<好調 グリーンアジア特区>

福岡県内で環境産業の拠点化を進める「グリーンアジア国際戦略総合特区」を活用し、工場や製造機械などの設備投資に乗り出す企業が増えている。

【佐賀県】低調ながら一部持ち直しに向けた動きが続くとみられている。

<観光、低調ながら一部持ち直し>

4月の唐津地区は、大型連休中の唐津焼もん祭りへの人出が昨年よりも多かったこともあり、宿泊に良い影響が出た。 

【長崎県】緩やかな持ち直しの動き。

<観光、上昇傾向>

3月の県内の主要観光施設(13施設)の入場者数は、グラバー園(21.0%増)など9施設で前年を上回り、全体では19.9%増と5か月連続で増加。 

【熊本県】消費税増税の影響等で一時的な調整局面を迎えている。

<設備投資、一進一退>

4月の建築着工面積(非住居用)は前年比66.6%増と2か月ぶりに増加。貨物車販売は前年比1.9%増と7か月連続の増加。 

大分県】一部に消費増税に伴う反動減の動きがみられるが、緩やかな持ち直しの動きが続いている。

<巨大豪華客船が別府に初寄港>

世界屈指の巨大豪華客船「ボイジャー・オブ・ザ・シー」(13万トン級)が別府に初寄港した。中国・韓国との政治的な関係悪化が原因で昨年度はクルーズ船が5回のみしか入港しなかった。 

【宮崎県】持ち直しの動きが続いているが、一部で消費税率引き上げの反動がみられる。

<スポーツキャンプ・合宿の参加人数が過去最高>

県内で2013年度に受け入れたスポーツキャンプ・合宿の参加者が統計開始の1993年以降で過去最高を達成した。延べ参加人数は17万3,633人(前年度比3.3%増)。 

【鹿児島県】雇用情勢や投資関連の一部が持ち直しているものの、生産活動が横ばいになっている。消費関連は消費増税前の駆け込み需要の反動の影響でやや弱含んでいるものの、持ち直しの動きがみられる。一方、観光関連はやや弱含んでおり、全体として弱い動きがみられる。

<輸出県産牛が5,000頭超え>

2013年度に輸出用に処理された鹿児島県産牛が初めて5,000頭を超えたことが分かった。輸出別先で見ると、中国エリア(香港、マカオ)が2,795頭でトップ。 

【沖縄県】観光関連、建設関連が好調に推移したものの、消費関連が消費税増税前の駆け込み需要の反動により一時的に弱含んだことから、県内景気は拡大の動きが強まるなか、一部に一服感がみられた。

<シンガポール向け貨物路線運行開始>

ANAホールディング傘下の貨物事業会社「ANACargo」がシンガポール向け貨物路線の運行を開始。那覇とシンガポールのチャンギ空港を焼く5時間で結び、週6便運行する。 

 

取材協力:一般社団法人全国地方銀行協会