経済ニュース
きふきふ*ふるさと往来クラブ
地方経済天気図(7月) |
2012年 7月 24日(火曜日) 18:00 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012年7月地方経済の状況 【総評】 ~個人消費を中心とする国内需要の底固い動きに支えられ、景況は緩やかな持ち直しを続けている~
【北海道】 北海道の景況は、生産活動が横這い圏内の動きにあるものの、個人消費、観光が持ち直すなど、上向き。 個人消費は、乗用車販売がエコカー補助金の効果から普通・小型乗用車、軽乗用車ともに前年を上回ったほか、大型小売店販売がスーパー販売で節電関連商品を中心に増加するなど、緩やかな持ち直し。住宅建築は、分譲住宅が減少し、一進一退。設備投資は、自動車関連を中心に製造業で能力増強投資がみられるなど、緩やかな持ち直し。公共工事は、北海道新幹線の大型工事の発注から、底入れの兆し。輸出は、一般機械が減少し、足許減少。
観光は、外国人客が増加するなど、持ち直し。
雇用は、有効求人倍率が上昇したほか、医療・福祉、宿泊業、飲食サービス業、建設業で新規求人数が増加するなど、持ち直しの動き。 先行きは、横這い圏内で推移するとみられている。
【東北】 東北の景況は、住宅建築、生産活動が持ち直し、公共工事が回復に向けた動きにあるなど、緩やかな持ち直し。 個人消費は、大型小売店販売が食料品や衣料品を中心に増加したほか、乗用車販売もエコカー補助金の効果から普通・小型乗用車、軽乗用車ともに前年を上回るなど、持ち直し。住宅建築は、震災に伴う建替え需要から、持家、貸家、分譲住宅ともに増加し、持ち直し。設備投資は、被災した建物・設備の復旧に伴う投資が続き、緩やかな持ち直し。公共工事は、震災関連の復旧・復興工事が増加し、回復に向けた動き。輸出は、一般機械、ゴム製品が増加し、底離れ。 生産活動は、自動車、自動車部品が増加し、緩やかな持ち直し。
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最終更新 2012年 7月 24日(火曜日) 18:03 |