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大型スーパー“閉店ラッシュ” 専門店への顧客流出に歯止めかからず 印刷
2015年 9月 24日(木曜日) 15:07

総合スーパー(GMS)各社が、相次いで大規模な閉店に追い込まれている。セブン&アイ・ホールディングスは18日、傘下のイトーヨーカ堂の約2割に当たる40店程度を2020年2月までに閉鎖する方針を固めた。ユニーグループ・ホールディングスも最大約50店を閉鎖する方針。カジュアル衣料品店「ユニクロ」など専門店の台頭により、食品や衣料品などを総花的にそろえた売り場では客を呼ぶのが難しく、リストラ以外に業績改善の糸口を見いだせていない。セブン&アイは、イトーヨーカ堂が展開する181店のうち、不採算店を地域を問わず整理し、採算の改善につなげる。