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MRJ、初号機納入へ正念場 米で集中的に飛行試験 三菱航 印刷
2015年 8月 07日(金曜日) 09:54

各紙によれば三菱航空機(愛知県豊山町)が開発している国産初のジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」が2017年4~6月の量産初号機納入に向け、正念場を迎える。開発の遅延ですでに初飛行は4度延期され、納入時期は当初計画から4年もずれ込んでいる。量産の前提となる航空当局の「型式証明」を速やかに取得できなければ、さらなる納期の遅れにつながる恐れがあり、米国で集中的に実施する飛行試験が大きなカギを握る。三菱航空機は3日、米国での飛行試験の支援拠点となる「シアトル・エンジニアリング・センター」をシアトル市内に開設し、本格的に業務を開始した。