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細胞のイオンの動きを直接観察 豊橋技科大・沢田教授 印刷
2013年 4月 22日(月曜日) 00:00

豊橋技術科学大学(愛知県豊橋市)は、同大大学院工学研究科の沢田和明教授が、これまで間接的にしか見ることができなかった細胞のイオンの動きを、直接観察できる「イオンイメージセンサー」の開発に世界で初めて成功したと発表したと読売新聞が報じた。生物の体内では、細胞の水分量調節に関わるナトリウム、カリウムイオンや呼吸の調節に関係する水素イオン濃度など、イオンの動きが生命維持や健康に欠かせない働きをしている。だが、こうした化学物質は目で見えず、これまでは蛍光物質で“標識”を付けるなど間接的にしか観察することができなかった。