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蓄電池で進む“価格破壊” 扱い容易「持ち運び型」に参入続々 印刷
2012年 12月 25日(火曜日) 00:00

家庭向けの簡易蓄電池で“価格破壊”が進みはじめたと産経新聞が報じた。節電や防災意識が高まる中、扱いが容易な「持ち運び型」に大手や異業種が相次ぎ参入。海外部材の活用で低価格化を図るなど、競争が激化しつつある。充電器などの輸入販売を行うワンゲイン(大阪市浪速区)は11月、持ち運びが容易で住宅のコンセントから充電できる家庭用蓄電池「キャリ電」を発売した。価格は電池容量によって異なるが、照明器具なら12時間、電気毛布は2~4時間使用できるタイプで約9万3千円と、10万円を切る水準にした。同製品は、電流を直流から交流に変換する装置を台湾から、バッテリーは鉛蓄電池を韓国から仕入れ、自社で組み立てることで低価格化を実現したという。