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東方通信社発行 学苑報
米ファンド、ルネサス経営権取得へ |
2012年 8月 29日(水曜日) 00:00 | |||
業績不振に陥っている半導体大手ルネサスエレクトロニクスの経営再建をめぐり、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が年内にも1千億円規模の第三者割当増資を引き受け、経営権を握る方向で検討を進めていることが29日、分かったと各紙が報じた。KKRはルネサスの発行済み株式の過半を持つ見通しで、合理化を加速させて業績回復を急ぎたい考え。ルネサスは出資受け入れにより財務基盤を強化し、グループで五千数百人の早期退職募集などによる人員削減と、国内9工場の売却または閉鎖の検討などを柱とするリストラ策を進めるという。
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