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東方通信社発行 学苑報
イタイイタイ病、救済決着 被害者団体と三井金属が合意 |
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2013年 12月 18日(水曜日) 23:21 | |||
富山県神通川流域で発生したカドミウム汚染による公害病・イタイイタイ病で、原因企業の三井金属と地元の被害者住民団体は17日、これまで賠償対象でなかった腎臓障害「カドミウム腎症」発症者の救済を盛り込んだ合意書を交わした。被害者側は、求めていた救済問題が決着したとして、三井金属の謝罪を初めて正式に受け入れた。富山市内での調印式には、患者や地元住民らでつくる「神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会」の高木勲寛代表と同社の仙田貞雄社長が出席。40年余にわたって取り組んできた患者賠償や土壌復元、三井金属の子会社・神岡鉱業の環境対策が全面解決したとして、「全面解決に関する合意書」を取り交わしたという。
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