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きふきふ*ふるさと往来クラブ
在日新華僑
東方通信社発行 学苑報
日本の聖地「伊勢神宮」に忍者の里「伊賀」といった歴史ロマンが満載!! |
2010年 7月 16日(金曜日) 13:40 | |
紀伊半島の東部に位置し、南北の幅約180㌔㍍、東西が10~80㌔㍍と細長い形をしている。面積5777平方㌔㍍、人口187万人、県庁所在地は津市。県全域に山が多く、南部にはリアス式海岸が多数見られる。なかでも志摩半島一帯は典型的なリアス式海岸として知られている。 農業では緑茶が栽培面積、生産量、生産額が静岡県、鹿児島県に次いで全国第3位。また、伊勢平野では稲作、東紀州ではミカンの栽培が盛んに行われており、 松阪市近郊で生産される和牛「松阪牛」が日本を代表する高級牛肉として知られている。海産物については志摩半島の英虞湾、五カ所湾、的矢湾で古くから養殖 が行われてきた真珠や伊勢エビ、カツオ、小女子、トラフグ、カキなどが豊富だ。 三重の観光地といえば伊勢市の「伊勢神宮」があげられる。皇室の祖先とされる天照大神を祀っており、江戸時代には「お伊勢参り」という集団参拝が行われていたほどの〝聖地〟だ。現在でも年間800万人の参拝者でにぎわい、広く庶民の信仰を集めている。また、伊賀市には昭和初期に再築された上野城があり、その周辺には伊賀忍者ゆかりの史跡やスポットが数多く残されている。「伊賀流忍者博物館」には忍具や民俗資料、関連文献などが展示されているだけでなく、忍術ショーや忍者体験などができるテーマパークとしても大人気だ。 商工業の中心地となっている四日市市では石油化学コンビナートが発展しているほか、鈴鹿にはホンダの自動車工場などがある。都道府県別1事業所あたり製造品出荷額等でも第2位にランクインしている。 そのほか、萬古焼や伊賀焼といった焼き物、柿渋で染めた和紙を切り抜いて着物の型染めなどに使う伊勢形紙など、伝統工芸品も数多く有する。
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最終更新 2010年 9月 13日(月曜日) 15:35 |