経済ニュース
きふきふ*ふるさと往来クラブ
在日新華僑
東方通信社発行 学苑報
絶品リンゴと夏の風物詩「ねぶた祭り」を満喫!! |
2010年 7月 09日(金曜日) 12:07 | |
北緯40~41度に位置する本州最北端の都道府県。面積は9607.05平方㌔㍍で、その約66㌫を森林が占めている。人口は143万6657人。中央には奥羽山脈があり、西の津軽平野と東の南部平野とで気候や文化が大きく異なる。中でも、冬季における津軽地方の大雪と、夏季における太平洋側を中心とした偏東風(ヤマセ)が代表的な違いである。 そんな青森の主産業といえば、やっぱり農業。リンゴ、ニンニク、ゴボウ、ナガイモの生産量が国内第1位で、第一次産業に従事する人口の割合が日本国内でもっとも高いことで知られる。また、太平洋・日本海・津軽海峡と三方を海に囲まれ、さらに陸奥湾を有する地形から、イカ類やホタテ、ヒラメ、しじみなどが日本有数の漁獲量を誇る。
観光地としては、遊覧船での周遊が可能な十和田湖、新緑や紅葉を楽しむことができる奥入瀬渓流、93年に世界遺産に登録された白神山地などのほか、史跡として約5500年~4000年前の日本の縄文時代の大規模集落跡「三内丸山遺跡」が有名。そのほか、特産品であるリンゴの収穫体験ができる施設も大人気だ。その場でリンゴをジャムに加工したり洋菓子をつくるといった体験もできる。 8月2~7日に開催される「青森ねぶた祭り」は青森の夏の風物詩。毎年延べ300万人が訪れる大規模な夏祭りで、1980年には国の重要無形文化財に指定されている。歌舞伎作品や時代劇に登場する武者などを模した人型やそれらを描いた人形型の山車燈籠が跳人(はねと)と呼ばれる踊り手と一緒に市中を練り歩く様子を見ることができる。なお、弘前市では「弘前ねぷた祭り」という祭りが開催される。こちらも「青森ねぶた祭り」と同様に、参加者たちが山車燈篭を曳く姿を見ることができる。また、五所川原市では「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)祭り」が開催され、高さが最大で20㍍を超える山車燈が曳かれる。 ちなみに、青森県八戸市で07年から市議会議員を務めている藤川優里氏は全国的に「美人すぎる市議」として知られている。09年にはスペイン紙『20ミヌートス』が自社のホームページ上でネット投票を行なった「世界で最も美しい女性政治家」で世界1位を獲得した。
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最終更新 2010年 9月 13日(月曜日) 15:49 |