佐賀県有明水産振興センターはノリ養殖の支柱を活用し、ノリ網の下でカキを垂下養殖する実験を始めたと佐賀新聞が報じた。ノリの色落ちの原因であるプランクトンを二枚貝が食べることを利用し、色落ち被害を減少させる狙い。成功すればノリ生産の安定に加え、カキも漁獲できることから“一石二鳥”の養殖法として、関係者の期待が高まっている。

すっかり日が暮れた弥生のクニが、色とりどりの光に彩られた。佐賀県の吉野ケ里歴史公園で12日、冬至の時期に合わせたライトアップイベントが始まったと佐賀新聞が報じた。赤や青、黄のライトやかがり火の炎で照らされた園内は、昼間とは違った趣の「タイムスリップ」を楽しめる。イベントは13、19、20、23日も開催。毎回、700発の花火が打ち上げられ、熱気球の夜間係留（19、20日）も。

原発再稼働に反対する九州内外の市民が九州電力と国に玄海原発（東松浦郡玄海町）全基の操業差し止めを求めている訴訟で、新たに278人が19日、佐賀地裁に追加提訴し、原告数は1万87人となった。提訴は16回目で、原告弁護団によると、1万人を超える反原発の集団訴訟は全国でも例がないという。

佐賀平野の秋空を彩る「2015佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が30日、佐賀市の嘉瀬川河川敷で開幕したと佐賀新聞が報じた。来年、佐賀で世界選手権が開かれることから、世界中の実力者たちが前哨戦として臨み、昨年より14機多い127機が参加した。飛行可能空域も条件付きで引き上げられ、例年以上にハイレベルな競技が予想される。