足踏み状態が続いている

兵庫県産の高級和牛ブランド「神戸ビーフ」の輸出が好調。1月末にマカオに初出荷し、4月末までの3日月間で37頭分約1,800kgを販売。日本以上に贈答文化が盛んで、プレゼント用として重宝されていることから安定的な消費を見込む。

足踏みから脱却を探る動き

県は、和歌山県産の食材を全国に広めようと飲食チェーンとタイアップし、「つれもてWAKAYAMA」キャンペーンを開始。サントリー系外食チェーン「カフェ＆バー　プロント」の首都圏を中心とした162店舗で、紀州うめどりや釜揚げしらす、マグロ、梅、柑橘ジュースなどを食材とした特別メニューを6月30日まで提供。

一部に持ち直しの動きが見られるものの、総じて低調

南部経済センターの「県内企業のBCPに対する認識と対応アンケート」（3－4月実施）によると、震災を契機に4割近い企業がBCPを認知していた。一方、実際にBCP策定を済ませている企業は約３％足らずで、策定する予定がないとしている企業が5割近くにのぼった。

持ち直しの動きに減速感が見られる

大阪ステーションシティ（2011年5月開業）が1年間で1億3,100万人（1970年の大阪万博は半年間で6,421万人）を集客した。大阪ステーションシティはJR三越伊勢丹・大丸・ルクア・駅上の巨大な大屋根と人口地盤・空中エスカレーターなどからなり、延べ床面積は53万㎡（甲子園球場の約13倍）の規模。