昨年5月、耐震改修工事を終えてリニューアルオープンした小田原市を代表する観光スポット「小田原城」天守閣の、オープン以降の入場者数が今月、60万人を突破。過去最高だった昭和38年度の58万8740人を超え、53年ぶりに記録を更新した。リニューアルに伴う展示内容の刷新など、さまざまな取り組みが奏功した。
千葉県勝浦市の勝浦漁港で27日、クロマグロ19匹が水揚げされた。最大314.8キロで、200キロ前後の黒光りする魚体がずらり。大漁に港は活気付いた。クロマグロを持ち込んだのは新勝浦市漁協と東安房漁協所属の計11隻。26日に八丈島周辺ではえ縄漁を行った。最大サイズを記録したのは同市川津漁港の第18康栄丸(中ノ谷篤船長)。
県は、競争力のある産業を育成し、“稼ぐ力”の向上を目指す「先端産業創造プロジェクト」について、企業の研究開発や事業化を支援した66件のうち、約7割に当たる45件が平成29年度までに製品化、または製品化の見込みと発表した。このうち、さいたま市の企業が開発した3D内視鏡システムについて、上田清司知事は17日の定例会見で「世界中から引き合いが来ている」とアピールした。
氷点下11度、まだ暗い大寒の20日早朝、ふんどし一丁の男衆60人が今年も豪快に湯をかけ合った。400年の歴史を持つ川原湯温泉(長野原町)の奇祭「湯かけ祭り」。八ッ場ダム建設に伴い高台に移動した共同浴場「王湯」を舞台に行われるのは3回目。湯けむりの中、無病息災と温泉街の繁栄を祈り「お祝いだ!」の叫び声が響きわたった。
足利市は昨年1年間(1~12月)の観光客入込数(速報値)を公表し、25年ぶりに400万人台となる411万4千人を数えた。世界的にも知名度の高まるあしかがフラワーパークが主な増加要因となっている。同パークは千畳敷きの大フジで知られ、国内外、最近は台湾などアジア諸国からの外国人客が急増。平成26年110万人、27年130万人、昨年は151万人を数えた。