福井県勝山市はバスを利用した観光地巡りをより楽しんでもらおうと、市が運行するバスで平泉寺白山神社と福井県立恐竜博物館を結ぶルートを4に新設。29日からは民間路線も対象にした1日フリー乗車券の販売を始める。多くの観光客が見込める白山開山1300年を迎え、市全体の周遊性を高めたい考え。土日祝日、春・夏休みに運行する市内観光バスダイナゴンの路線を4月1日から見直した。
金沢美大の所蔵美術品や卒業、修了制作品などを市民に公開する美術工芸研究所ギャラリーが学内に完成した。「平成の百工比照」として国内各地から収集した貴重な工芸資料に触れることのできるコーナーも設けた。11日から開室記念展(北國新聞社後援)が始まり、市民に工芸の魅力を体感してもらうとともに、学生の研究や技術向上につなげる。
富山湾の春の風物詩、ホタルイカ漁が本格化し、滑川沖では30日、今シーズン最多の計44.4トンを水揚げした。定置網内のホタルイカを一度で積みきれず、再び沖に戻って水揚げする「二度起こし」が行われるほどの大漁で、浜は活気づいた。滑川市商工水産課によると、この日は10年に一度あるかないかの大漁。漁は3月下旬から上向きだったという。