昨年7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町地区に20日、250匹のこいのぼりがお目見えした。地元の住民グループによる恒例の企画だが、少しでも多くの被災した子どもたちに見てもらいたいと期間を延長し、5月12日まで掲げる。真備町市場のキャンプ施設「真備美しい森」。子どもの日に毎年開いている「こいのぼりフェスティバル」に向けて、主催する「真備美しい森を守る会」が取り付けた。
島根県では、7月から5か月間で、観光業未経験者を一流の観光人材に育てる「しまねおもてなし塾」を開講することが決定。首都圏からも、「観光業界で働きたい」「島根を盛り上げたい」「島根で働きながらPR術を学びたい」という受講生を募集、5月12日に、東京・日本橋の「離島キッチン」で説明会を開催する。
楽天と鳥取県は、17日、5項目において提携すると発表した。今回の協定は、①デジタルマーケティングを活用した県内への誘客、ファンづくりに関すること、②デジタル化促進による県内事業者の生産性向上に関すること、③デジタル化による県民生活の利便性向上に関すること、④県内の次世代人材の育成に関すること、⑤その他、地域の活性化・県民サービスの向上に関すること、となる。
山口県酒造組合は6月14日、首都圏の日本酒ファンや業界関係者向けに県産の日本酒をPRする「やまぐち地酒維新」を東京・品川駅前の会場で開催する。2009年から毎年開催しているが、次第に人気が高まり、昨年はチケットが販売開始直後に完売したため、今年は定員を過去最大の800人に拡大する。参加するのは「獺祭」の旭酒造や「東洋美人」の澄川酒造場など県内21の酒蔵。
広島県福山市・鞆の浦の春を彩る「観光鯛網」が4月28日、始まった。観光客約400人が観覧船に乗り、江戸時代から続くとされる勇壮な「しばり網漁法」を見物した。同市鞆町沖の仙酔島で大漁祈願をした後、漁師約40人が漁船7隻で出港。親船2隻が左右に分かれて網を投入し、円を描くように交差してタイの群れを追い込んだ。