経済ニュース
きふきふ*ふるさと往来クラブ
在日新華僑
東方通信社発行 学苑報
秋吉台の景観を楽しみ 絶品のフグに舌鼓を打つ |
2010年 7月 06日(火曜日) 16:17 | |
本州の西端に位置し、北は日本海,南は瀬戸内海、西は関門海峡を挟んで九州地方と向かい合っている。面積は6113.81平方㌔㍍、人口は約145万人。三方を海に開かれ、水産資源が豊富で、なかでも下関のフグは全国的にも有名。 日本海を挟んで朝鮮半島と至近距離にあるため、大陸の文化が比較的早く導入され古くから栄えてきた。また、江戸時代の末期には、吉田松陰が萩市に松下村塾を開き、そこで学んだ高杉晋作、山懸有朋、伊藤博文らは、幕末から明治にかけて近代日本の改革を押し進めた。 東部には島根県からつづく中国山地があるほか、県の大部分は500㍍前後のなだらかな高原や丘陵で占められている。北西部には日本最大の規模を持つカルスト台地の秋吉台、東洋一の鍾乳洞「秋芳洞」がある。 農業については南部地方で米とミカン、イヨカン、レンコンやゴボウなどの生産が盛んに行われている。水産業では県魚にも指定されているフグをはじめ、タイやエビの漁獲量も多い。瀬戸内海沿岸は瀬戸内工業地域の一角をなしており、造船業、石油化学・ソーダ・セメント、鉄鋼業、自動車工業といった重工業が集中している。 観光地としては、美祢市の秋吉台、萩市の城下町、山口市の瑠璃光寺五重塔、下関市の関門海峡、日本三名橋のひとつである岩国市の錦帯橋などが有名。また、温泉は湯田温泉、湯本温泉などが人気を集めている。 伝統工芸としては、萩焼、赤間硯、大内塗、名物は下関市のフグ、ウニ、クジラ、アンコウなどの魚介類をはじめ、蒲鉾など水産加工品が各地で製造されている。周防大島町では大島みかんも有名である。
|
|
最終更新 2010年 10月 14日(木曜日) 16:24 |