胡錦涛国家主席は祝電で、「中国とラオスは共に社会主義国であり、発展途上国でもある。経済発展、生活の改善、安定の維持と言った重要な 局面にあり、幅広い共通の利益もある。両国の友情を一段と発展させていくことは、中国の変わらない政策である。今年は両国の国交樹立50周年になるが、こ れは両国関係の発展に新しい契機をもたらした。中国はラオスと共に、チャンスを掴み、交流と協力を拡大し、両国の全面的な戦略的協力パートナーシップの発 展を推進していきたい。そして永遠に良き隣国、良き友人、良き同志、良きパートナーでいたい」と述べています。
中国科学院の研究者、郭慕孫さん(91歳)の名前をつけた実験室がこのほど、北京市第二中学校に設けられました。権威ある学者の実験室が中学校につくられるのは今回初めて。
北京市教育委員会基礎教育処の責任者は「権威学者の実験室を小中学校に導入することは、豊富な人材と新たな分野を開拓する精神を持つことを表している」と語りました。
約40人の研究者からなる中国海洋観測チームは16日、アモイを出発し、西太平洋に向かいました。中国国家海洋局に所属するこのチームは、西太平洋で海洋環境に対して、放射線物質を観測します。日程は30日間で、約5000海里を航行する予定です。
ロシアのセルゲイ・エネルギー大臣は13日サンクトペテルブルグで、「ロシアと中国のエネルギー協力には大きな可能性があり、それは唯一無二のものだ」と語りました。
これはセルゲイ大臣が13日、ロシア・エネルギー省の主催したエネルギーシンポジウムで述べたものです。セルゲイ大臣は、「両国のエネルギー協力は、石油と天然ガスの分野だけではなく、電力、エネルギー設備の製造、石炭、再生可能エネルギー、クリーンエネルギーの開発利用など、様々な分野で幅広い可能性がある。最近、双方は天然ガスの分野で協力協定を結んだほか、石炭や電力分野での協力の意向も示した」と語りました。
中ロ原油パイプラインは、今年1月1日、稼動を始め、両国の石油分野での協力を大きく進展させました。ロシアから中国への天然ガス輸出についても交渉が進んでいます。