中国の男子バトミントン選手で、北京とロンドンのオリンピック男子シングルスの金メダリスト林丹選手が、ローレウス世界スポーツ賞の授賞式に出席するため、この日北京からブラジルのリオデジャネイロに向けて出発しました。

ローレウス世界スポーツ賞は、毎年、スポーツの各分野で活躍した個人や団体を表彰し、スポーツ界のアカデミー賞とも呼ばれています。

中国の王民国連常駐副代表は6日ニューヨークの国連本部で、「イラン核問題は国際核拡散防止体制の権威と中東地域の平和・安定に関わっている。対話と交渉がイラン核問題を解決する唯一の正しい道だ」と述べました。

国連安保理はこの日会議を開き、イラン制裁委員会が活動を報告しました。王民副代表は、「中国は一貫して武力の使用または武力による威嚇に反対しており、イランに対する過度な圧力や新しい制裁には賛成しない。一部の国は一方的に制裁行動を取り、制裁範囲を勝手に拡大し、その他の国の合法的な権益を損なっているが、中国はこれに断固として反対する」と述べました。

さらに王民副代表は、「中国はイラン制裁委員会の活動を非常に重視しており、委員会が実務的かつ穏健な原則に基づいて均衡のとれた効果的な活動を展開するよう、各方面と共に引き続き支援していきたい」と述べました。

このほどアメリカのコンサルティング会社・マッキンゼーが発表した報告によりますと、中国での高級車販売台数は2016年に225万台に上り、アメリカ市場を抜いて世界最大の高級車市場となる見通しです。

中国の高級車市場は過去10年間の年平均成長率が36％となっており、2020年まで12％の成長率を維持できるとみられています。また去年の中国での高級車販売台数は125万台で、高級車市場では世界2位となり、2020年までに300万台まで伸び、西ヨーロッパ市場と並ぶ規模に成長するということです。

このほど北京の地元紙「北京日報」と北京市社会情勢・民意調査センターが共同で北京市民を対象に浪費に関するアンケート調査を行いました。調査結果によりますと、最大の浪費は飲食費と答えた人が78.4%を占めたほか、「外食での食べ残しを持ち帰る習慣がある」と答えた人は74.1％に上りました。

また飲食費の浪費をいかに減らすかについて聞いたところ、76.4％の人が「公費の接待を取り締まることが最も有効な手段だ」と答えました。このほか飲食費以外では、建築の建て直しやビニール袋の使用、過度なリフォーム、水と電気などの光熱費、オフィス用品などを浪費と感じていることがわかりました。