経済ニュース
きふきふ*ふるさと往来クラブ
地域情報特集
東方通信社発行 学苑報
中国、保護貿易主義台頭への警戒を呼びかける |
2010年 11月 11日(木曜日) 15:31 | |||
中国の易小準商務次官は10日、横浜で開かれているアジア太平洋経済 協力会議(APEC)の閣僚級会議で「当面、世界経済は多くの困難と不確定な要素に直面しており、回復の道は紆余曲折で長い。各国は保護貿易主義の台頭に 警戒し、実際行動に出て共同で保護貿易主義に反対し、経済回復の勢いを維持していく必要がある」と述べました。 易商務次官は「WTOのドーハラウンドに終止符を打つことは世界経済の成長回復にプラスとなる。APEC加盟国は金融危機に対応する自信と勇気を持って、共にドーハラウンドの早期終了を推進するべきだ」と呼びかけました。 易商務次官はさらに「アジア太平洋諸国と地域の発展レベルと国情場度は異なるが、共同の発展を図り、段取りを追って徐々に前進し、開放と 包容の原則に則って協力を進めるべきだ」とした上で、他の加盟国と共に地域の一体化を絶えず深め拡大し、地域の共同発展を図っていくという中国の姿勢を示 しました。(翻訳:ヒガシ)
|