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東方通信社発行 学苑報
ASEANが上海最大の水産物輸入先になる |
2016年 5月 24日(火曜日) 22:29 | |||
上海税関当局が23日に発表したデータによりますと、2016年1月から4月にかけて、上海税関を通って輸入された水産物は3万4000トンに上り、前年同期より34.7%増え、金額にすると24億8000万元に相当し、前年同期比で36.4%増えたということです。そのうち、東南アジア諸国連合(ASEAN)からの輸入量は9114トンで前年同期比20.5%増となり、全体の26.9%を占めています。このことから、ASEANは最大の水産物輸入先となっていたことがわかりました。
中国では水産物のニーズが高まり、貿易環境が改善しつつあることから、水産物の輸入がさらに増えています。中国はこれまでに世界22の国や地域と自由貿易協定(FTA)を締結しています。ASEAN、チリ、ニュージーランドといった水産物の主な輸入先との間で、関税の削減と減免制度がほぼ完成したということです。
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