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東方通信社発行 学苑報
昨年中国から海外への観光客は1億2000万人 |
2016年 4月 19日(火曜日) 17:25 | |||
中国社会科学院は18日、北京で、観光に関する報告書を発表しました。これによりますと、2015年の国内の観光客はのべ40億人、その観光収入が3兆6000億元(約52兆円)になっています。このうち海外への観光客は延べ1億2000万人でした。巨大な観光ニーズが中国経済の重要な支えになっています。
2015年、海外を訪れた中国人観光客について報告書は「日本を訪れたのは、前年同期比107%増ののべ499万人に上り、中国は日本にとって最大の観光客市場国になっている。韓国を訪れたのはのべ611万人で、韓国を訪れた外国人観光客の4割以上占めている。また、アメリカの場合は前年同期比16%増。オーストラリアの場合ものべ100万人に達し、わずか5年間でオーストラリア観光部門が定めた10年計画の目標を前倒しで達成した」としています。 これについて、中国社会科学院財経戦略研究院の高培勇院長は「2015年、GDP・国内総生産に占める第三産業の割合が初めて半分を超えた。そのうち観光業が最も重要な産業だった」と、第三産業の成長が強い推進力を持っていることを強調しました。
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