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ASEAN非公式外相会議、南海地区関連問題で共通認識 印刷
2016年 2月 29日(月曜日) 00:27
東南アジア諸国連合(ASEAN)輪番議長国であるラオスのトンルン外相は27日、ヴィエンチャンで、「ASEAN非公式外相会議は、南海地区の関連問題について、各国は国際法に基づいて平和的に係争を解決すべきだという共通認識に達した」と語りました。

トンルン外相は「外相らは、地域の平和、安全、安定および係争の平和的解決の取決めを改めて確認した。これには、法律と外交上の手続きの尊重、武力の行使と武力による威嚇を行わないこと、現在、広く認可されている国際法の原則、とりわけ、1982年の『国連海洋法条約』を遵守することなどが含まれている」としています。

外相たちは、南海地区における平和、安全、航行の自由の安定化と維持の重要性を改めて確認しました。

会議はまた、ASEANの対外関係と対外協力をめぐって意見を交換し、ASEANとして中立を保つことの重要性を改めて強調しました。

今回のASEAN非公式外相会議は26日から27日にかけて、ヴィエンチャンで開かれました。この会議は、2015年12月31日のASEAN共同体発足の宣言後、初めての非公式外相会議となります。